赤茶色の大人着物・縫製中 [お人形着物]
寒いです~
遅れ気味だった紅葉が、うちのあたりでも、だいぶ進んできました。
けやき並木も色づき、枯れ葉もいっぱい落ちて足元でかさこそいいます。
あったかいものが食べたいですね~
冬支度、クリスマス、大掃除、お正月‥
先取りは苦手なタイプですが~
色々頭の中にちらつきますね
さて、これは何でしょう?
赤茶色の生地のお人形用の着物です。
袖を縫い付けようとしているところ。
縫って、ひっくり返すと~
おっと、これじゃわかりにくい?
こうすれば~
わかるかな?
つまり~
こうなる感じ
この段階では後ろは縫い合わされていません。
背縫いの上の方を縦に縫います。
それから上下のパーツを、縫い合わせます。
あ、2ミリぐらいずれちゃったわ~
丁寧にマチ針うってもねえ‥
縫い代が重なって厚くなっているところをミシンで縫うと歪んじゃうんですよ。
ミシンのほうがしっかりはするんだけど‥
ここは手縫いかな‥
ま、でも、ほどくほどでもない?
‥‥‥
こっちは試しに手縫いでやってみましょう。
出来はどうかしら~
あ、ほんのちょっとずれてるけど‥
0.5ミリぐらい‥
まぁこれぐらいなら、いいでしょぉ
背縫いが十文字になるところが、洋服の構造を見慣れていると、謎でしょ?
ここは帯で隠れる部分なんですよ。
そして、男性の着物にはありません~
この事実、私もつい最近知ったんですけどね!
男性の着物は長い反物を生かして、前身頃から後身頃まで一続き。
一直線に縫い合わせてあります。
女性用のには、おはしょり部分があって、女性の身体に沿わせる工夫がしてあるってことかな。
その分、長いので、ここで切り替えてある?
[追記:
これはお人形着物の場合と発見しました!
それも~反物や縦に長い布を使う場合は、男もの同様に一続きで縫ってしまえるんです。
よくある端切れを使ったり、買うにしてもあまり長くない布で済ませられるようにという工夫した型紙だったのです。
ま~人間用でも二部式とかはありますけど。
女ものは、おはしょり分が長いというのは、人間の着物と同様です。
こちらは室内では長く引きずっていた着物を出かける時に歩きやすいよう、はしょったのが始まり。
女性らしく優雅で、調節もしやすいために広まったようです]
[さらに追記:
着物というのは、汚れたらほどいて、洗い張りして、仕立て直すものでした。
そういう場合に、傷んだところが目立たないように、帯やおはしょりで隠れるところに持っていく、というのをそういえば、母もやっておりました。
そういう時に、背中で切り替えるやり方が元々あったのだと思います]
カットしたところの写真だと難解というお声がありましたので、ちょっと解説しながら。
あ、でも別に着物の作り方を理解しなくていいんですよ。
へぇ~いろんな作業をひっくり返して確認しながらやってくんだね、ぐらいで。
私が最初に作り方の本を見たとき、何回読んでもわからなかったんです!
実際に作ってみないとダメだな、と作りながらひとつひとつ確認していったんですが~~~
もののみごとに、すべての工程で間違えました!
襟はこれかな~
同じ生地で着物3枚分、裁断して、同じ工程はほぼ続けて縫っています。
つまり~
写真の最後の3枚は、上のとは別な着物なんですよ。
人間の着物ですと、反物が一人分にちょうどいいように出来ています。
お人形用の生地を売っているわけではないので~
端切れやカットクロスを買う場合には、サイズの確認が必要。
ジェニーなどのドール用の着物を普通の仕立て方するには、長さは37センチいります。幅は配置の仕方にもよる‥
110cm幅の反物をカットして貰う場合、50センチ買うと~
6分の1サイズのドール用が3着分取れます。
男性ドール用だと、ひとつづきなので、長さがもっと必要になります~80センチぐらいかな。
遅れ気味だった紅葉が、うちのあたりでも、だいぶ進んできました。
けやき並木も色づき、枯れ葉もいっぱい落ちて足元でかさこそいいます。
あったかいものが食べたいですね~
冬支度、クリスマス、大掃除、お正月‥
先取りは苦手なタイプですが~
色々頭の中にちらつきますね
さて、これは何でしょう?
赤茶色の生地のお人形用の着物です。
袖を縫い付けようとしているところ。
縫って、ひっくり返すと~
おっと、これじゃわかりにくい?
こうすれば~
わかるかな?
つまり~
こうなる感じ
この段階では後ろは縫い合わされていません。
背縫いの上の方を縦に縫います。
それから上下のパーツを、縫い合わせます。
あ、2ミリぐらいずれちゃったわ~
丁寧にマチ針うってもねえ‥
縫い代が重なって厚くなっているところをミシンで縫うと歪んじゃうんですよ。
ミシンのほうがしっかりはするんだけど‥
ここは手縫いかな‥
ま、でも、ほどくほどでもない?
‥‥‥
こっちは試しに手縫いでやってみましょう。
出来はどうかしら~
あ、ほんのちょっとずれてるけど‥
0.5ミリぐらい‥
まぁこれぐらいなら、いいでしょぉ
背縫いが十文字になるところが、洋服の構造を見慣れていると、謎でしょ?
ここは帯で隠れる部分なんですよ。
そして、男性の着物にはありません~
この事実、私もつい最近知ったんですけどね!
男性の着物は長い反物を生かして、前身頃から後身頃まで一続き。
一直線に縫い合わせてあります。
女性用のには、おはしょり部分があって、女性の身体に沿わせる工夫がしてあるってことかな。
その分、長いので、ここで切り替えてある?
[追記:
これはお人形着物の場合と発見しました!
それも~反物や縦に長い布を使う場合は、男もの同様に一続きで縫ってしまえるんです。
よくある端切れを使ったり、買うにしてもあまり長くない布で済ませられるようにという工夫した型紙だったのです。
ま~人間用でも二部式とかはありますけど。
女ものは、おはしょり分が長いというのは、人間の着物と同様です。
こちらは室内では長く引きずっていた着物を出かける時に歩きやすいよう、はしょったのが始まり。
女性らしく優雅で、調節もしやすいために広まったようです]
[さらに追記:
着物というのは、汚れたらほどいて、洗い張りして、仕立て直すものでした。
そういう場合に、傷んだところが目立たないように、帯やおはしょりで隠れるところに持っていく、というのをそういえば、母もやっておりました。
そういう時に、背中で切り替えるやり方が元々あったのだと思います]
カットしたところの写真だと難解というお声がありましたので、ちょっと解説しながら。
あ、でも別に着物の作り方を理解しなくていいんですよ。
へぇ~いろんな作業をひっくり返して確認しながらやってくんだね、ぐらいで。
私が最初に作り方の本を見たとき、何回読んでもわからなかったんです!
実際に作ってみないとダメだな、と作りながらひとつひとつ確認していったんですが~~~
もののみごとに、すべての工程で間違えました!
襟はこれかな~
同じ生地で着物3枚分、裁断して、同じ工程はほぼ続けて縫っています。
つまり~
写真の最後の3枚は、上のとは別な着物なんですよ。
人間の着物ですと、反物が一人分にちょうどいいように出来ています。
お人形用の生地を売っているわけではないので~
端切れやカットクロスを買う場合には、サイズの確認が必要。
ジェニーなどのドール用の着物を普通の仕立て方するには、長さは37センチいります。幅は配置の仕方にもよる‥
110cm幅の反物をカットして貰う場合、50センチ買うと~
6分の1サイズのドール用が3着分取れます。
男性ドール用だと、ひとつづきなので、長さがもっと必要になります~80センチぐらいかな。
ジェニー (No.3) ゆかたと着物 Heart warming life series―わたしのドールブック
- 作者:
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 単行本