小さなアトリエ・４：SSブログ

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2019年07月10日｜ 2019年07月13日｜2019年07月17日ブログトップ

某ドラマ風？喫茶店で３人リカちゃん　 [リカちゃん]

若きアニメーターに扮するリカちゃんたちです。
といっても～
アニメ会社らしい場面が作れないので‥

喫茶店で集まっているシーンから？

「あの子、何やってんの？　人を呼び出しておいて」
大きめのシャツで飾りっ気なしなのは、仕事に厳しい大先輩。

「‥さ、さあ。なっちゃんですから」
なつより、ちょっとだけ先輩のメガネちゃんは、真面目でおとなしい。

いつも薄い柔らかい色の服を着ているんです。
ぷちサンプルのワンピの上に手作りのスカートを重ねてみましたよ。

「あ、私、探してきますねっ

」
「いいわよ、落ち着かないから」

※新米アニメーターのなつは、短編映画を担当するチャンスを与えられます。
尊敬する先輩と一緒に。
若手を鍛えるために、ストーリーや原画から作っていいという企画。
画力はさほどではないが熱意とセンスに溢れる、主人公のなつ。
「すいません、先輩！遅れて」
「‥まったくよ」

「相変わらず、正面から見ると、すごい色の服ねえ」と内心思う先輩。

（注：前の記事で友達の役をやっていたドールですが、今回は大先輩役。髪がちょっと似てるので

）

「あのっ‥ここで‥だからっ

」
「ちょっと落ち着いて、なっちゃん」
「で、なんなの」

「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家ですけど。
ホットケーキはどうですか？」
「ええ？」
「それとか、アイスクリーム！　できればパフェ！」

「あなた、わざわざ話って、それ？」
「はい！　食べながらのほうがわかると思って」

「‥溶けるし」
「‥なっちゃん、それはちょっと無理‥」
（注：
『ヘンゼルとグレーテル』を短編アニメにしようと奮闘中のこと。
喫茶店のシーンはあったけど、これはドラマとはぜんぜん違う会話です↑）

「‥ええと、まあそうね

」
「先輩？」
「ゆっくり食べて考えてて。ちょっと風にあたってくる」

「あれ～先輩、食べないで行っちゃった‥？」
「ま、まあ‥食べましょ」
「わたし、なんか悪いこと言った？」
「えーと、そうねえ、なっちゃんはしょうがないんじゃない」

猪突猛進な主人公のなつ、
彼女に光るものを意識しつつ、考え方の違いや勢いに違和感を覚える先輩、
素直に才能を認めながらも冷静なメガネちゃん、という３人。
ドラマではアイスティーか何か飲みながら、先輩を尊敬していると熱く語っていたんですよ。